KIIP 事前評価 完全ガイド:申請方法から段階配置まで
社会統合プログラム (KIIP、사회통합프로그램) を初めて始めようとする方が最初に出会う関門が事前評価 (사전평가) です。この試験の点数によってどの段階から教育を受けるかが決まるため、スタート地点を決める重要な手続きです。この記事では、事前評価とは何か、誰が受けるべきか、申請はどうするのか、そして点数別にどの段階に配置されるのかを一つずつ整理しました。
事前評価とは何ですか
事前評価は、社会統合プログラムの教育をどの段階から始めるかを決めるための配置試験です。韓国語と韓国文化に対する理解度を確認し、その結果に合った段階に配置します。点数が高ければ上位段階から、低ければ基礎段階から始めることになります。
事前評価を必ず受けなければならないわけではありません。試験なしで最も基礎の0段階(韓国語と韓国文化の基礎)から始める方法もあります。韓国語をほぼ初めて学ぶ方や、試験なしで順番に進めたい方は、0段階配置の申請を選ぶことができます。すでに韓国語にある程度慣れていて上位段階から始めたい場合は、事前評価を受けたほうが有利です。
このほか、韓国語能力試験 (TOPIK) などと連携した配置経路もあります。詳しい配置方法は段階配置の基準とプログラム構造の記事で扱います。
誰が受けられますか
事前評価は、次に該当する方が受験できます。
- 外国人登録証または国内居所申告証を持つ合法滞在の外国人
- 帰化者(ただし、国籍取得日から3年が経過した帰化者は除く)
- 同胞訪問 (C-3-8) 査証の所持者で、滞在期間が有効な人
帰化者は国籍を取得した日から3年以内にのみ参加できるという点を覚えておいてください。
申請方法
申請はオンラインでのみ行います。社会統合情報網から始まり、評価専用ホームページへつながる流れです。
- 社会統合情報網 (socinet.go.kr) にアクセスして評価を申請すると、評価ホームページ (kiiptest.org) に自動的につながります。
- 評価ホームページで会員登録後、ログインします。
- 評価受付メニューで評価区分を「CBT事前評価」に選択します。
- 評価日を選び、回次と時間、評価場所を順に選択します。
- 受験料を決済し、受付証を印刷します。
- 受付証を持参して受験します。
受付は先着順のオンライン受付方式なので、希望する日付や場所がある場合は、申請が開いたら早めに受け付けるのがよいでしょう。
受験料は1回あたり38,000ウォンです。事前評価、中間評価、総合評価すべて同じ金額です。詳しい費用の案内はKIIP修了の特典と費用の記事を参考にしてください。
試験はどのように構成されますか
事前評価は筆記試験と口述試験に分かれます。二つの試験を合わせて100点満点です。
| 区分 | 問題数 | 時間 | 配点 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 筆記試験 | 50問 | 60分 | 75点 | 韓国語38問 + 文化10問 + 記述式2問 |
| 口述試験 | 5問 | 10分 | 25点 | 読解・理解・対話・聞いて話す |
筆記は1問あたり1.5点、口述は1問あたり5点で採点します。実際の試験時間は70分ですが、待機と案内を含めると会場に3〜4時間ほど滞在することがあるので、日程には余裕を持たせてください。
事前評価は、コンピューターで受験するCBT方式と、紙のOMRカードに答えを記入するPBT方式があります。最近はCBT方式が拡大し、ソウル・大田・光明などでCBTセンターが運営されています。逆にPBTは次第に減少する傾向にあります。
結果発表の時期は方式によって異なります。
| 方式 | 結果発表 |
|---|---|
| CBT | 評価日から平日基準で2日後の16時以降 |
| PBT | 評価日から13日後の16時以降 |
結果は評価ホームページのマイページ > 評価結果で確認します。
点数別の段階配置
事前評価の総点によって、以下のように段階が配置されます。
| 総点 | 配置段階 |
|---|---|
| 0〜2点 | 0段階(韓国語と韓国文化の基礎) |
| 3〜20点 | 1段階(初級1) |
| 21〜40点 | 2段階(初級2) |
| 41〜60点 | 3段階(中級1) |
| 61〜80点 | 4段階(中級2) |
| 81〜100点 | 5段階(韓国社会理解) |
配置段階は、筆記と口述を合わせた総点を基準に決まります。どの段階を目標にどう準備すればよいかなど、配置の戦略は段階配置の基準とプログラム構造の記事で詳しく扱います。
85点以上なら総合評価へ直行できます
事前評価で85点以上を取ると、5段階基本課程(70時間)を修了していなくても永住用総合評価にすぐ受験できます。ただし、85点以上を取得した日から2年以内の場合にのみ該当します。この有効期間が過ぎるとこの経路は使えなくなるので注意してください。
永住資格を準備する方にとっては、教育に参加せずとも総合評価を受験できる道になり得ます。総合評価についての詳しい内容は総合評価(永住用・帰化用)ガイドの記事を確認してください。
準備するときに知っておくとよい点
- 日程の確認:翌年の評価日程は毎年12月に公告されます。例えば2026年第1回事前評価は、2025年12月23日から27日まで申請を受け付け、2026年1月10日に実施されました。正確な日程は評価ホームページのお知らせで確認してください。
- CBTセンターの活用:CBT方式が拡大したことで、受験の機会をつかみやすくなりました。居住地近くのCBTセンターを事前に確認しておくと、受付のときに役立ちます。
- 余裕を持った受付:先着順の受付なので、希望する日付や場所があれば、申請開始日に合わせて受け付けるのがよいでしょう。
要点整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 社会統合プログラムの開始段階の配置 |
| 対象 | 合法滞在の外国人、帰化後3年以内の帰化者、C-3-8所持者 |
| 申請 | socinet.go.kr → kiiptest.org、先着順オンライン受付 |
| 受験料 | 1回あたり38,000ウォン |
| 構成 | 筆記50問60分(75点)+ 口述5問10分(25点) |
| 配置 | 総点 0〜2 / 3〜20 / 21〜40 / 41〜60 / 61〜80 / 81〜100点 |
| 特例 | 85点以上なら2年以内に永住用総合評価へ直行可能 |
事前評価はスタート地点を決める試験であって、合格と不合格が分かれる試験ではありません。気負わず、今の自分の水準を確認するという気持ちで準備すれば大丈夫です。
KIIP試験によく出る語彙を1日5分ずつ身につけたいなら、KIIP Study アプリをのぞいてみてください。
この記事は理解を助けるための案内であり、公式情報ではありません。規定は変更されることがあるため、最新の内容は社会統合情報網 (socinet.go.kr) と評価ホームページ (kiiptest.org) で確認してください。(2026年7月時点で作成)